サイドチェーンに対する個人的考え
A Vision for Federated Sidechains on the XRP Ledger
サイドチェーン実装により可能になること
開発者がXRPLへの影響を与えずに、XRPLと同等の機能を有する拡張可能なネットワークを作成でき、XRPLと非常に高い相互運用性を持つ。
下記のようなサイドチェーンネットワークが作成可能になる
- NFTに特化したネットワーク
- スマートコントラクトに特化したネットワーク
- 金融機関向けのプライベートネットワーク
XRPL-サイドチェーン間のトークンのやり取り
サイドチェーンにてXRPLのトークンを発行するには、XRPLにてトークンをロックする必要があります。
XRPL
サイドチェーンが利用するアカウント(トラストアカウント)を用意します。 サイドチェーンで使用するトークンはこのアカウントが保有します。
このトラストアカウントの管理者はバリデータ群で、マルチサインを用いて管理されます。
例えばサイドチェーンネットワークでの必要なバリデータ合意率が80%の場合は、マルチシグの署名率も80%に設定します。
サイドチェーン
XRPL用のアカウント(トラストアカウント)を用意します。 このアカウントの管理者も同様にサイドチェーンのバリデータ群となります。
Federator
XRPL上でサイドチェーンへ影響があるトランザクションを検知した場合、サイドチェーンにてトランザクションを送信を調整します。
サイドチェーン上でXRPLへ影響があるトランザクションを検知した場合、XRPLにてトランザクションの送信を調整します。